「TablePress」でつくった表のレスポンシブ対応

先日「TablePress」のレスポンシブ対応について検討したときに参考にした記事は古かったようで、「TablePress」は、今はもっと進化しているみたいだったので、「TablePress」でつくった表のレスポンシブ化に挑戦してみました。

「TablePress」のレスポンシブ対応デザインは下記の3種類があるようです。

  • flip
  • scroll
  • collaps

こんなレンタルサーバーの比較表をつくってみたので、
今回はこれで検証してみたいと思います。


ヘテムル

エックスサーバー

wpX

ロリポップ!

さくらのレンタルサーバ
プラン名- X10プランwpxレンタルサーバースタンダードスタンダード
容量256GB200GB30GB120GB100GB
初期費用3,950 円3,000円5,000円1,500円1,029円
最短契約期間3ヶ月3ヶ月3ヶ月1ヶ月1ヶ月
月額費用1,500 円1,200円1,200円600円515円
一括支払時の月額料金36ヶ月:1000円
24ヶ月:1,375 円
36ヶ月:900円
24ヶ月:950円
12ヶ月:1,000円
6ヶ月:1,100円
12ヶ月:1000円6ヶ月以上:500円12ヶ月:429円
MySQL100個50個WordPress数:10件
MySQL容量:500MB
30個20個
ドメイン数無制限無制限10個100個20個
無料お試し15日間10日間14日間10日間2週間
独自SSL1年: 18,000円~無料無料1ヶ月: 2,000円~1ヶ月: 515 円
電話サポート

(費用は、「さくらのレンタルサーバ」のみ税込表示)

 

この表をレスポンシブ対応しないでiPhone5で見るとこんな感じ。

右にはみ出しまくっています。

 

そこで「TablePress」の拡張プラグインをインストールします。

いつものWordPressの「新規追加」から検索しても、
登録されていないみたいで、出てきません。

下記サイトからダウンロードして「プラグインのアップロード」で
そのファイルを追加してインストールします。

TablePress 公式サイト

 プラグイン画面の上部の「新規追加」ボタンをクリック。

「プラグインのアップロード」をクリック。

「ファイルを選択」で「TablePress」の公式サイトからダウンロードした
zipファイルを選択して「今すぐインストール」をクリック。

「プラグインを有効化」をクリック。

 

これでレスポンシブ機能が使えるようになりました。

表をレスポンシブ対応するには、ショートコードを少し書き換える必要があります。

ショートコードは①または②のようなかたちに書き換えます。

元のショートコード:[table id=123 /]の場合

レスポンシブ対応:
① [table id=123 responsive=mode /]
② [table id=123 responsive=flip responsive_breakpoint=device /]

modeの部分は、下記のいずれかを選んで書き換えます。
  • flip(縦横のレイアウトが変わり、水平スクロールするかたちになります)
  • scroll(はみ出た部分を水平スクロールで閲覧するかたちです)
  • collapse(+とーで表示させたり隠したりするかたちです)
modeで「flip」を選択した場合、deviceの部分は下記のいずれかを選択できます。
  • phone(画面サイズが、768px未満)
  • tablet(画面サイズが、980px未満)
  • desktop(画面サイズが、1200px未満)
  • all(全ての画面サイズ)
指定しない場合は「all」になるのだと思います。

どんな表示になるのか、横幅の狭いiPhone5縦型で実際に試してみました。

「flip」の例

行と列が入れ替わって表示されています。
赤枠で囲まれた部分のみが稼働領域です。
右下部分の<>でスクロールして移動します。

稼働領域せまっ!という感じです。

 

「scroll」の例

一番下のスクロールで、表示しきれていない表の右部分を表示させます。

 

「collapse」の例

 

こちらは、今まで見たこともないような奇抜なタイプの表です。

最初は、よくわからなかったのですが、
どうも画面に表示しきれなかった項目のみ、
リストのかたちで表示されるようです。

iPhone5縦は画面が狭いので、項目が1列しか右に表示できず、
あとの4列はリストになっています。

リストは、緑色の+印をクリックすると開き、
赤色のー印で収納できます。

感想


3つのレスポンシブタイプを試してみた感想ですが、
なんだか正直どれもいまいち使う気になれない感じでした。

好みによりますが、私はあえて選ぶとしたら「scroll」かな。
3つの中では「scroll」が一番ましだと感じますが、
個人的には、スクロールさせるタイプのレスポンシブ対応よりは、
画面内におさまる方がいいなと思います。

ただ、面白いことは面白いので、今後こういう表示をさせたい
と思うような機会が巡ってくれば、使ってみようと思います。